古代インドで 慈悲から生まれた者という意味を持つ弥勒菩薩さま
お釈迦さまが亡くなられた56億7千万年後(57億6千万年後という説もあり)
この世の救済に現れると言われている仏様とのこと
仏教世界にそびえる須弥山(しゅみせん)という山の頂上にある
空よりも高い所の兜率天(とそつてん)という天界で
今もどうしたら人々を救えるのか、日々悩みながら修行をされているそうです
コチラの絵ではそんな悩める人に寄り添う弥勒菩薩さまの想いをイメージして描きました
遠くから吹く風が人の悲しみや苦しみを運んでくる
ただただその嘆きを聞きながら、無力さに戸惑う
その苦しみを私の物に
その悲しみを私の物に
ただただ祈る
●つぶやき
この方は難産でした
描くうちに、作品として転生さたいのかどうか・・・迷っている感がすごかったです
他の方々は強い御意志のようなものを感じて、作品を最後まで描き上げる気持ちが固まるのに
この方は、かなり最後の方まで感じ取りにくかったから途中かなり不安でした
やはり、この世の苦しみや悲しみを、リアルに思う弥勒様ならではなのかなぁと
勝手に思ってしまいました
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