観世音菩薩 (かんぜおんぼさつ )
この世の音を見ると書く、優しくも美しい菩薩さま
人々の奥底の声を観じ、苦悩や悲しみから救ってくださるとか
どこまでも射抜くような瞳には
けして争えない、けして背けない、けして見捨てない、強い光が灯り
後悔も懺悔も全てを受けとめる
その瞳の奥にあるのは
なにがあってもけして揺るがない
絶対的な慈悲の御心
●つぶやき
他の人は作品を最初にどこから描くのだろう?と疑問に思います
自分の場合は、最初に目鼻からインクを入れてお顔を完成させます
この方は眼光が鋭く、優しい仏さまが故の揺るがない強さを感じながら描きました
描いている間も、ずっとコチラを睨みつけてくるんですよね・・・
でも強い優しさは、描いていて安心感を感じられ、心地よかったです
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